基隆に来たら、しばしば山の上に大きく書かれた「KEELUNG」のスペルに目が奪われるが、その山こそ虎仔山で、このデザインによって虎仔山は基隆の新たなランドマークとなった。2006年に基隆市政府が計画興建したものであり、再三に渡る改善と努力のもとで完成され、基隆市特有のレジャー景観となった。ハリウッドを真似た、アイディア溢れるデザインは、多くの基隆市民の誇りであり、観光客の注目も浴びている。車で中山二路の小道に沿って上り、垂直に上がる立体道路を抜けたら、虎仔山に到着する。 歩道沿いの景色は非常に美しく、遠くに東岸港湾も見えるため、基隆港湾を眺める絶好のスポットで、中正公園上にある観音菩薩像も見える。天気が良ければ、瑞芳にある基隆山や海に浮かぶ基隆島さえも眺められ、心を晴れやかにしてくれる。基隆市の夜景の美しさはなおさら必見で、町中に灯る美しい明かりが海の静けさと共に、心を癒してくれる。 他にも中山一路241巷から上ると、5分ほどで千仏寺を通り、寺内の大雄宝殿には千体近くの千手観音像と日本統治時代に遺された仏像もあるため、壮観かつ荘厳で、参拝のかたわら、帰路にはここで休憩することもできる。 虎仔山に来たら、北に向け中山二路に沿って車を走らせ、順に仙洞巌、仏手洞、白米甕砲台、外木山海浜等スポットを巡るのも、良い観光コースである。
虎仔山步道
スポット地図
場所
基隆市中山区中山一路241巷
駐車場
駐車場があります(港西街)
時間
空間は開放式、時間限定なし。
旅
基隆駅に向かい、右に港西街を中山一路まで行き、左折して中山一路241巷から頂きまで上り、左折して臨海新城へ。さらに、道沿いに左折し、崖の間の道路に入れば到着。