正浜漁港は和平島の南方にある、悠久な歴史を持つ古漁港である、1934年に日本人によって創建され、日本統治時代は台湾最大の港である、漁産物商港として大いに栄え、基隆漁港の繁栄を促した、台湾北部の重要な遠洋漁業基地であったが、漁船の容積トン数が次第に増加するにつれ、漁港の水位が負荷に堪えられなくなった。現在は比較的没落しているが、質素な姿は変わらず、基隆市政府は休日レジャーの懐旧を主とした観光埠頭に向けた開発を積極的に行ない、かつての栄光の再現を期待している。 正浜漁港懐旧埠頭には、かつて「民間美術号」という名の船が停泊していたが、台湾初の海上美術館である。また正浜漁港では基隆の海上ドラゴンボートレースを開催したこともあり、卵立てや園遊会、ダンス大会等楽しいイベントも用意して、非常に賑やかであった。付近の和一路にある天后宮は、乾隆時代に建てられたもので、その荘厳で美しい姿は一見の価値がある。


正浜漁港カラフルハウス
スポット地図
場所
正浜漁港
駐車場
駐車場があります。
時間
開放空間、時間限制なし。
旅
基隆市バス101号で「正浜路口站」下車、徒歩すぐ。基隆市バス103、104号(中正路経由)で「中正区衛生所站」下車、徒歩すぐ。