基隆市北東部の小半島に位置し、海に面しており、自然地理的に優れているため、台湾最大の漁港となっている。もともとは平埔族が居住していたが、漢人が入植して漁村が形成されたと伝えられている。昔は、夕暮れ時に漁船が夕日を映じて帰航し、景色が美しかった。「八斗夕照」は有名な基隆八景の一つである。八斗子海浜には八斗子海浜公園があり、遊歩道やあずまや観海台が整備されている、基隆嶼の様子を見ることができるほか、浩瀚な海を眺め、徐徐海風を吹いて、更に心を晴々とさせる。海岸の多くの海蝕地形、例えば:海蝕プラットフォーム、海蝕崖、海蝕溝など。
春と秋のシーズンには、ここで渡り鳥の移動を見ることができる,遊歩道に沿って、両側には緑の草が青々としており、蝶や鳥が舞い、望幽谷に至ることができる。公園には多くの海浜植物があり、体をかがめてよく観察すると、それぞれが最も美しい花を咲かせている。公園の広大な草原を離れ、途中には廃棄されたトーチカが見えてくる。八斗子の初期の軍事拠点だった。見晴らし窓から眺めると、八斗子漁港の風景が一目に入った。
八斗子海浜公園の最高地点は101高地であり、標高101.1 mのため台湾ではめったに見られない観光地である。九份、番仔豪湾、望海巷などを眺め、東北の岬で最も有名な岬湾の地形も一目で見られる。そんな壮大な景色に、思わず絶句してしまう。
※海遊びは、安全に注意。